茶道稽古
お稽古方法などは流派や先生によって様々ですが、お手前の手順を書かずに体で覚えるべきだと指導する先生もいるようです。手前をする人の心を純化させ、利他の心に至らせる手段であると同時に、客に少しでもおいしい茶を飲んでもらうという目的ための技術であること、それが茶道における「お手前」の意義だそうです。手順を覚えるだけでなく、事前準備や心など茶道でしか感じ得ない清涼感をもたらすなど、一朝一夕ではお手前はできないので、数年かかる事が当たり前です。
茶道の「ふくさ」とは「袱紗」または「服紗」などと書きます。辞書を引いて説明すると茶器の塵を払ったり、茶碗を受けるときに使う縦横27センチ、29センチメートルほどの絹布のことだそうです。お役立ちの茶道の情報はこのサイトでもご紹介していますが、茶道ではこれを「使い袱紗」と言っていて、「ふくさ」=「使い袱紗」のことを指しています。茶道以外で使われるふくさの使用方法と言えば、進物の上にかけたり、冠婚葬祭時にお金を包んだりするときに使われたりしています。
大日本茶道学会の目的としては茶道文化の近代化にあります。それまで閉鎖的で封建的な因習に支配されていた茶道の世界を、本来の世界である精神に基づいた世界へ改革する事になりました。そのために、「秘伝公開」を筆頭にして、「理論的かつ学問的に研究」し、究極的には「流儀の制約から解放」することを目指し、印刷物(書籍)の発行や公開講座の開催などによって茶道を大きく近代化させると共に、広く普及させることにあったということです。現在は第四代会長である田中仙翁(1927- )の指導の下で、創設以来の会の目的、伝統を護り、日本人の文化遺産としての茶道をより多くの人びとに正しく伝えて行くために研究と教育・普及活動を行っています。
茶道の用語【点てる(たてる)】茶を点てるというように使い、かき回して調える、または茶の湯を行う、と言う意味となります。お役立ちの茶道の情報はこのサイトでもご紹介していますが、似た用語に「点前」(てまえ)があります。これは茶を点てたり、炉に炭をついだりする所作・作法・様式の事を指します。
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